８月２０日、竹田大使は、ピロゴフ救急病院小児外科医局を訪問し、草の根・人間の安全保障無償資金協力にて支援した小児用救命機材整備プロジェクトの供与式に出席しました。昨年、日本大使館はピロゴフ救急病院小児外科医局に対し、保育器及び人工呼吸器などの小児用救命機材の整備のため３９，８７８ユーロの資金を供与し、先般、全ての機材が整備され、２０日に供与式を開催しました。

本プロジェクトを通じ、本件医療サービスが先進国医療基準にまで高められ、新生児の生存率向上が期待されます。また、本病院が基幹救急病院としての機能を更に高められると期待されます。

竹田大使は、供与式で、「来年２００９年には、日本・ブルガリア外交関係再開５０周年という節目の年を迎えます。この記念すべき年に先だって本プロジェクトの供与式を実施できることは大変意義深い事と思いますと同時に、本プロジェクトが両国民の「心と心」の架け橋になる事を切に希望致します。」と挨拶しました。