
平成21年度一般文化無償資金協力
「国立美術ギャラリー修復室機材及び視聴覚機材整備計画」引渡式
5月12日、平成21年度一般文化無償資金協力「国立美術ギャラリー修復室機材及び視聴覚機材整備計画」の引渡し式が執り行われました。
国立美術ギャラリーにて執り行われた本式典には、ブルガリア側からトドル・チョバノフ文化次官、フリスト・アンゲリチン・ソフィア市副市長、スラヴァ・イヴァノヴァ国立美術ギャラリー館長をはじめ、当国政府関係者、文化関係者、外交団等計250名程が来場しました。また、本式典に併せ、国際交流基金巡回展「スピリトを写す」のオープニングを宣言するとともに、日本人ピアニストとブルガリア人フルート奏者によるミニコンサートを開催しました。
式典の冒頭、イヴァノヴァ館長より、機材の紹介及び本件無償供与に対する深い謝意を述べる挨拶を行いました。これに続き伊藤大使より、本件供与を通じ、ブルガリアが誇る美術・文化的史料保存に貢献できることを大変光栄に思う、今回の供与機材が最大限に活用され、国立美術ギャラリーの今後の美術・文化的史料の修復・保存活動に益々寄与するとともに日・ブルガリア二国間の文化・学術交流の更なる発展に役立つ事を期待する旨挨拶を行いました。その後、チョバノフ文化次官より、本件や平成19年度一般文化無償資金協力案件である「東ロドピ山トラキア美術博物館センター建設計画」をはじめとする我が国の対ブルガリア文化無償への謝意を表する挨拶を行いました。
挨拶後、同ギャラリー作成修復室機材及び視聴覚機材紹介ビデオの鑑賞に続き、ミニコンサートを開催しました。日本人作曲家宮城道雄氏の「春の海」をはじめとする美しいフルートとピアノの音色を楽しんだ来場者は、展示会場に移り細江英公や杉本博司をはじめとする日本人現代写真家の作品を鑑賞しました。
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