
平成22年度一般文化無償資金協力
「ヴェリコ・タルノヴォ『コンスタンティン・キシモフ』音楽演劇劇場音響機材整備計画」
引き渡し式
10月3日、平成22年度一般文化無償資金協力ヴェリコ・タルノヴォ「コンスタンティン・キシモフ」音楽・演劇劇場音響機材整備計画の引渡し式が行われました。
「コンスタンティン・キシモフ」音楽・演劇劇場にて行われた本式典には、ブルガリア側からイリエフ文化省専門官、パノフ・ヴェリコ・タルノヴォ市長、ペネフ・ヴェリコ・タルノヴォ州知事,デャンコヴァ・ヴェリコ・タルノヴォ日本友好協会会長,ヴェルチェフ同音楽・演劇劇場館長をはじめ、当国政府関係者、文化関係者、日本語教育関係者等計400名程が来場しました。また、本式典に併せ、「コンスタンティン・キシモフ」音楽・演劇劇場の公演シーズンの開会を宣言するとともに、右を記念して同劇場劇団によるオペラ「トラビアータ」の公演が行われました。
式典の冒頭、ヴェルチェフ館長より、供与機材の紹介を行い,本件無償供与に対する深い謝意を述べる挨拶が行われた他,伊藤大使に対し,感謝の意を込めたイコン等の贈呈が行われました。これに続き大使より、本件供与を通じ、ブルガリアが誇る演劇・音楽分野における文化振興に貢献できることを大変光栄に思う、今回の供与機材が最大限に活用され、同音楽・演劇劇場ひいてはヴェリコ・タルノヴォ市における音楽・演劇分野での文化が益々振興し、日・ブルガリア二国間の文化・学術交流の更なる発展に役立つ事を期待する旨挨拶を行いました。その後、イルコフ文化省専門官より、本件や平成19年度一般文化無償資金協力案件である「東ロドピ山トラキア美術博物館センター建設計画」をはじめとする我が国の対ブルガリア文化無償への謝意を表する挨拶が行われました。最後に,パノフ市長より,ヴェリコ・タルノヴォ市は首都ソフィア市に並ぶ日本語教育・日本文化教育中心地である他,ヴェリコ・タルノヴォ日本友好協会が精力的に活動する等,日本との深い友好交流関係を有しており光栄である,同市が誇る劇場への多大な支援に市民を代表して感謝する旨挨拶を述べました。
式典の後,400名程度の来場者は,新しく整備された音響機材を用いて行われた同劇場劇団による「トラビアータ」の公演を楽しみました。
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