
JICA同窓会主催日ブルガリア文化紹介イベント
3月21日(木)、国立民俗博物館において、JICA同窓会主催の日ブルガリア文化紹介イベントが開催され、小泉大使夫妻が来賓として参加しました。JICA同窓会では、伝統的に同会の女性会員と日本大使夫人をはじめとする大使館館員夫人を中心とした交流事業「レディース・コーヒー」の開催を定期的に行ってきましたが、これが発展し、2年前からは、日本とブルガリア双方の文化を相互に紹介し合うイベントとなりました。
本年は、冬から春へ季節が移り変わる時期に行われるイベントとして、ブルガリア側は、国立民俗博物館と民族舞踊団「ゴッツチェ・デルチェフ」が「シルニ・ザゴベズニ」を、日本側は日本大使館と裏千家淡交会が「節分」の紹介を行いました。ブルガリアで行われる「シルニ・ザゴベズニ」は、イースターの40日前にあたる冬と春の季節の変わり目に行われる事業であり、家庭ではバニッツァやピトカなどを囲み家族が集まり、子供達が両親に許しを請います。また、この日からイースター前の食事の節制を開始します。日本で行われる「節分」は、冬から春に季節が変わる2月3日に行われる追儺の行事であり、豆まきや恵方巻きのまるかぶり等がおこなわれます。デモンストレーションも交えて行われたこれらの文化紹介に来場者からは高い関心が示されました。
小泉大使は、冒頭の挨拶の中で、女性が始めた交流がこうして、お互いの文化を学び合う事業に発展したことを大変嬉しく思う、双方の文化には多くの共通点が見られると考えており、本日の事業を通じて多くの方が双方の文化を学んでいただければ幸甚であると述べました。
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